施工図・配管図の作成手順

工事を進める上で非常に重要な図面ですが、ここの作りこみが甘いと工事が進んでくると痛い目をみます。工事中は電話が鳴り続け現場に呼び出され、まともに仕事ができなくなります。笑 そうならないために今まで経験したことを記録していこうと思います。

まず施工図、配管図とは何かとなりますが、簡単に言うと職人さんが施工するために見る図面になります。建設現場では言葉と同じであり、職人さんは基本的に図面通りに施工を進めます。なので施工図、配管図に不備があると、建築物に当たったり、他設備と干渉するなど現場でトラブルが発生します。それを一回一回対応していくと時間が足りなくなります。

そこでそのような状況にならないように私が今まで経験してきて大事と思うことを記録に残していこうと思います。

①建築・土建情報を入手する

ここが一番肝心になります。まず図面を書くのに建築・土建情報がないと図面屋は施工図を描くことはできません。というのも鉄骨の大きさや天井の高さなど、どのような制限がかかるかを図面屋に共有しないと天井下に配管が出てみたり、鉄骨が当たって配管ができないなどの問題が発生します。なのでプロジェクトを進める上でも土建情報は早く確定させるように動きましょう。サブコンの立場であればゼネコンの設備担当をつついて図面をもらうように働きかけましょう。さらに大事なこととしては常に最新図で検討しましょう。現場でよくあるのが古い図面のまま配管図を描いて、建築情報が変更となり干渉することが結構あります。いまだにそれで苦い思いをします。笑 その他の大事なこととして配管やダクトがそもそも通らない状況が出てきます。その時は建設工事の進捗によりますが、鉄骨スリーブを入れたり、天井高を変更したりなど対応が必要なるので、建築情報は細目に更新するようにしましょう。

②現場で測れる寸法を記入する

施工図や配管図を作成する上で、図面屋さんは寸法を通り芯から寸法を入れることがよくありますが、これは普通のことであり正しいです。ただ現場では通り芯から寸法を追うことができないことがよくあるため、壁面、鉄骨面からの寸法を図面に記入しておくと役に立ちます。通り芯からの寸法だけを記入した図面を職人さんに渡しても、結局通り芯から壁面はいくつなんだと問い合わせがあります。笑 なので自分が現場作業することを想定して寸法を入れるようにしましょう。図面チェックの際に意識して入れるよう心掛けると良いです。DIYをするようになると尚更実感すると思います。

③耐震架台・サポート架台位置を確定させる

職人さんが配管工事をする上で、大事なのが吊り位置や配管サポートの場所になります。というのも配管を施工するのに配管を置くための架台・サポートが必要になります。サポートを選定するにもCチャンでどこに固定するのかと検討をする必要があるので、早めに場所を決定し支持方法を検討しましょう。場合によっては建築工事でピースを用意してもらうなど対応が必要になります。この位置さえ決まっていれば、架台・サポートを設置してガンガン配管工事が進められます。

以上が基本的な検討事項になるかと思います。配管工事の詳しいチェックポイントは今後まとめていく予定です。

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